令和3年度に入って

令和3年度に入って初めて読んだ本は、ツルゲーネフの「はつ恋」になった。

若い時に内容を知って以来、ずっと読みたかった古典だが、ようやく実現した。

やはり初恋には痛みが伴う。それは古今東西、変わらないようだ。

「砂山の 砂に腹這ひ初恋の いたみを遠く おもひ出づる日」(石川啄木